詞
「牟呂小学校の歌」の曲名と詞は下記の昭和35年の卒業アルバムで初めて確認できました。 また「牟呂小学校の歌」の使用期間は、昭和33~37年と思われますが、他の年度の卒業アルバムの確認はできていません。

▶ 詞が初めて確認できた資料


▶ 詞の文字化

   一番  石巻山から    朝日が昇り    お宮の森に    うつるころ

       みんなそろって  元気でいくよ   明るい学校    牟呂小学校

   二番  お家の人たち   田畑に海に    わたくしたちは  学校で

       みんなそろって  たのしくはげむ  のびゆく学校   牟呂小学校

   三番  六条潟には    夕日が落ちて   村のたんぼが   かげるころ

       みんなそろって  仲よく帰る    ゆたかな学校   牟呂小学校


▶ 詞から感じた事

 ・詞は1~3番まで、三郷の風景や状況であり、牟呂地区のことは出て来ない

 ・作詞者は、たぶん三郷に関係していると感じていた


▶ 詞のここが三郷だ

 ・1番と3番から日が短い時期の風景、2番からは海(海苔)が出てくるので冬の詞と思われる

   ・1番の「お宮の森にうつるころ」・・・・・三郷神富神明社なら当時は周りに何もなく朝日が映える

   ・2番の「お家のひとたち田畑に海に」・・・三郷の人の職業は農業と海苔の兼業がほとんど

   ・3番の「村の田んぼがかげるころ」・・・・三郷などの神野新田の田園風景