作詞者を推測
「石巻山・・・」の詞は1番は朝の登校、2番は日中の頑張り、3番は夕方の下校と、物語として完成しています。 また各番の最後は「明るい学校」「のび行く学校」「ゆたかな学校」と統一性も素晴らしいです。 大変失礼ですが小学5年の児童が作った詞とは考えられません。 児童が作った詞を校長先生が手直しされたのではないかと考えます。

▶ 先に推測した結論を書きます

 ・校長先生が校歌が無いのは子供たちがかわいそうと思い、校歌に代わるものを作ろうと考えた

 ・詞は高学年の児童から募り、それて選ばれたのが5年生の伊藤さんだった

 ・詞の完成度から判断すると、伊藤さんの原案を校長の加藤先生が編集されたと考えます

 ・校長先生が編集された詞を近藤先生が作曲され「牟呂小学校の歌」となった


▶ 知り得た内容

 ・昭和32~33年時に5年生の伊藤さんが詞の応募で選ばれて表彰を受けたと、本人と同級生が記憶している

  (いつから歌われたかなど、詳細は本人が忘れたとのことで確認できていない)

 ・作曲した近藤先生の楽譜に作詞者として、当時の校長先生名が書かれている


▶ 作詞者二人の疑問

 ・作詞者が原案の伊藤さんと編集された加藤校長先生の二人いることになる


▶ 詞の内容に付いての疑問

 ・1番が朝、2番が昼(日中)、3番が夕方の情景と、ストーリー性がすばらしい

 ・各情景に対し児童の動き(朝は登校、日中は勉強に励み、夕方は下校)の読み込みが素晴らしい

 ・失礼だが完成度の高さから、小学校5年生が考えたままの詞とは思えない